2024年6月22日(土)

♪讃美歌21 464 ほめたたえよう

  『キリストのために苦しむことも』

「つまり、あなたがたには、キリストを信じることだけでなく、キリストのために苦しむことも、恵みとして与えられているのです。 」

(フィリピの信徒への手紙 1章29節)

昨年の中高生キャンプに参加したとある姉妹。その姉妹がフリートークで学校のことを話しました。

仲のいい友達に教会のことやイエス様のことを話したらドン引きされてショックを受けたそうです。

今の日本で、中高生が洗礼を受けて教会生活をしていることは当たり前のことではありません

良かれと思って言ったことがドン引きされて、とても悲しかったと思います。

私たち教会員はクリスチャンの子どもたちが、その当たり前ではない生活をしていることをちゃんと受け止めて、いろんな形でサポートをしてあげる必要があるんじゃないでしょうか。

この社会の中で信仰を守って教会生活をしていくことがとても大変であり、とても大切です。キリストのために苦しむことも、恵みとして与えられています。

その姉妹の今後の教会生活を祈っています。

今日のオリーブの会は絵手紙をしました。

絵手紙は絵や字を競うわけではなく、あくまでも手紙であるということでまず出す相手を決めて自分と相手との関係に喜びをもたらすように書きました。

それと絵を描いてもなかなか言葉が出てこないといいます。そのような時、相手のことを考えます。

新約聖書もほとんどが手紙の集まりです。祈りに近いものだと思います。

次回の予定 7月20日(土)

2024年5月18日(土)

♪讃美歌21 55 人となりたる神のことば

  『 ペトロ 』

話し終わったとき、シモンに、「沖に漕ぎ出して網を下ろし、漁をしなさい」と言われた。シモンは、「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」と答えた。

(ルカによる福音書5章4節~5節)

すると、ペトロが答えた。「主よ、あなたでしたら、わたしに命令して、水の上を歩いてそちらに行かせてください。」イエスが「来なさい」と言われたので、ペトロは船から降りて水の上を歩き、イエスの方へ進んだ。

(マタイによる福音書14章28節~29節)

イエス様の一番弟子ペトロ(シモン)。

夜が明けてから網を降ろしても魚が取れない事や、水の上を人が歩くことができない事など、私達は経験上知っていることがあります。

しかしペトロはそんな経験の土俵から一歩踏み出し、『おことばですから~』とか『水の上を歩いてそちらに行かせてください。』といえる人でした。

信仰の世界とは経験だけではありません。

『あなたのことばの故に~』と。。。もう一度やってみなさい。私ともう一度やってみないか。と、イエス様は私達に約束を語りかけています。

今日はゴスペルの紹介をします

♪God is here(神様はここにいる)

とても聞きやすいバラードです。後半の盛り上がりかたもゴスペルらしくきれいにまとまっています。

(訳)神様がここにいる 今ここにいる 希望のないものを癒し 壊れた心を治してくれる

He is here ,  God is here,,,,

♪Whatcha lookin’ 4 (何をさがしているの?)

カーク・フランクリンの代表的なゴスペルソングです。

Hip Hopやスラング、手ぶりなどを交えて若者向けに伝えています。

(訳)何を探しているの?あなたが探しているのは私だ これ以上探さなくていいんだよ

平和と喜びを与えよう 人生が幸せで満たされるのさ

見えないのかい? あなたが探しているのは私だ

I’m the one your lookin’ 4,,,,

次回の予定 6月22日(土)

 


2024年4月13日(土)

♪讃美歌21 575 球根の中には

  『 婦人たち、奉仕する 』

すぐその後、イエスは神の国を宣べ伝え、その福音を告げ知らせながら、町や村を巡って旅を続けられた。十二人も一緒だった。悪霊を追い出していただいたマグダラの女と呼ばれるマリア、ヘロデの家令クザの妻ヨハナ、それにスサンナ、そのほか多くの婦人たちも一緒であった。彼女たちは、自分の持ち物を出し合って、一行に奉仕していた。

(ルカによる福音書8章1節~3節)

ところが、仲間の婦人たちがわたしたちを驚かせました。婦人たちは朝早く墓へ行きましたが、遺体を見つけずに戻って来ました。そして、天使たちが現れ、『イエスは生きておられる』と告げたというのです。

(ルカによる福音書24章22節~23節)

キリスト復活の最初の証人は婦人たちです。

天使が「あの方は、ここにはおられない。復活なさったのだ。」という事実に対して婦人たちは「主は生きておられる」と現在形に置き換え、福音の言葉としてとらえ伝えています。

また、婦人たちは男性弟子たちよりもイエス様の体ごと愛し、男性弟子たちを支え続けました。

女性の強い信仰と働きがそこにあります。

今日はイースターエッグ作りを行いました。

ゆでたまごに専用のラッピングを通し、お湯にサッとくぐらせるだけで簡単に出来上がります。

大きな卵、小さな卵、ひび割れちゃった卵など、一つとして同じものはありません。

翌日の教会学校では子供たちにたくさん配ることができました。 感謝

 

次回の予定 5月18日(土)

 

2024年1月13日(土)

  『 食卓の下の子犬 』

「まず、子供たちに十分食べさせなければならない。子供たちのパンを取って、子犬にやってはいけない。」

(マルコによる福音書7章24節~30節)

ティルスの地方に行かれたイエスさまは、そこで一人の女性と出会います。

女性は幼い娘を救ってもらうために、イエスさまの足もとにずっとひれ伏していました。

そこでイエスさまは、女性に謎かけのような言葉をおかけになります。

それに対して女性は「主よ」と呼びかけました。弟子たちでさえもイエスさまを「ラビ」「先生」と呼んでいたのですが、この異邦人の女性は「私の主」としてイエスさまを呼びます。

女性の「食卓の下の子犬も、子供のパン屑はいただきます。」という言葉にイエスさまは「それほど言うなら、よろしい」と言われました。聖書協会共同訳では「その言葉で十分である」と訳されています。

異邦人の女性の信仰によって、その娘も助かります。

この女性のように、ひれ伏さなければ聞き取れないみことばがあると思います。

ひれ伏すことで聴くことが出来るメッセージがあるのではないでしょうか。

今月の本の紹介

『 わが盲想 』 モハメド・オマル・アブディン  (ポプラ社)

現在、東洋大学の客員研究員であるモハメドさんは、1998年にスーダンから来日し、福井県立盲学校で学びました。そこで出会った日本の文化や食べ物、福井弁のことなど、目が見えないモハメドさんならではの感性で、ユーモアたっぷりに描かれています。

彼を支えてくれた個性豊かな人たちのことやカルチャーショック、結婚までのいきさつや東日本大震災の恐怖体験など、彼の心の目で見た日本、そして福井のことが興味深く、あたたかく描かれている本です。

次回の予定   2月10日(土)